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こころの法話集363

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法話363

人間が生きる意味は?(一)

京都・本願寺司教 林水月

お釈迦(しゃか)さまは「人間にはなかなか生まれられない」と教えて下さいます。百、千、万、億という数字では、数えられなくて、インドで一番大きな川のガンジス川の砂の数ほどの間に一度花が咲くように、人間に生まれてくるのだと申します。そうすると、人間からさよならをしますと、再度人間には生まれられないということです。
このことが、しっかりとわかった時に、人間として生きるということは、どういうことかわかったことになります。二度とはない人間としての私の人生となったら、どのように生きることが、生きることになるのでしょうか。このことをまじめになって考えてみたら良いことですが、どのくらい考え、勉強したらわかることか、見当がつきません。
お釈迦さまは、六年間の修行で、人間にはなんのために、何をしに、どのように生きるために生まれてきたかが、おわかりになりましたが、普通の人間は、一生かかって考え、努力してもわからないのではないでしょうか。それならば、お釈迦さまに教えていただくことを、信用することが、最も早道です。
お釈迦さまは、人問から、仏さまになるために、人間に生まれたのだと教えて下さいます。どのようにして仏さまになるのかといえば、お念仏をしてなるのです。それでお念仏することが、生きる意味となります。お念仏について少し勉強して下さい。

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