こころの法話集167
お話167
清らかで優しいもの
芦原町轟木・浄光寺 高木正之
合掌の心
いつもの朝、園庭では子供たちの元気な遊び声がします。鉄棒をする子、砂場で遊ぶ子、かくれんぼをする子、みんな元気いっぱい走り回っています。
その元気な子供たちも、仏様にお参りをする時は静かに目を閉じて、小さな手を合わせ、仏様の歌を歌うのです。「お目目をつむり手を合わせ、のんのんのの様おがみましょ。みんながよい子になるように、のんのんのの様おがみましょ」。
歌をうたう時の子供の心は清らかで、優しいものです。合掌の心とはこのように清らかで、優しい心ではないでしょうか。この心をいつまでも、大切にしていくのが私たちの役目なのです。
子供の心は白いキャンバスと同じで、赤い色を塗れば赤くなります。白い色を塗れば白くなります。でももし、間違った色を塗ってしまうと、もう消すことはできません。
この合掌の心は子供の白いキャンバスに「いつまでも清らかで、優しい心をもつ子になれよ」と書くのです。この合掌の心をたいせつに育てていきたいものです。
子供の心は白いキャンバスと同じで、赤い色を塗れば赤くなります。白い色を塗れば白くなります。でももし、間違った色を塗ってしまうと、もう消すことはできません。
この合掌の心は子供の白いキャンバスに「いつまでも清らかで、優しい心をもつ子になれよ」と書くのです。この合掌の心をたいせつに育てていきたいものです。