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こころの法話集082

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お話082

み仏への信心と一体

清水町島寺・浄福寺住職 藤井信哲

となえずにおれないお念仏③

お念仏には四種類あります。木像、絵像の仏のお姿を心に思う観像念仏、仏像ではなく真実の仏のお姿を思う観相念仏、仏さまのお悟りを心に思う実相念仏、南無阿弥陀仏をとなえる称名念仏があって、浄土真宗では、ナモアミダブツのお名号を口にとなえることをお念仏といいます。
お念仏には、自力と他力のお念仏があります。自力の念仏とは「数多くとなえてその功徳を仏さまに供えてお助けいただく」と思ってとなえるお念仏であります。他力のお念仏は阿弥陀さまの名号願力のおはたらきで、必ず住生させていただくよろこびからとなえさせていただくものであります。
「一切の聖教というも、ただ南無阿弥陀仏の六字を知らしめんがためなり」との蓮如上人のお言葉がありますが、となえやすいように六字にまとめてお与え下さったのであります。信心をいただいたら、それでよく、お念仏はしなくてもよいのではないかという考え方がありますが、み仏のお慈悲思えばとなえずにおれないのが信心のすがたであります。

お話082

人にお世話になってありがたいと思えば、口にありがとうと言うではありませんか。また信心はなくても念仏さえとなえれば救われるというものではありません。信心とお念仏は相伴って離れないものであります。まかせよのみ仏のお呼びかけのままに、ありがたい、もったいないの心が、ナモアミダブツと口に出てくるのです。

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