現代風の家具調モダン仏壇 仏具の通販

こころの法話集156

お話155 トップ お話157

お話156

念仏者には絶望なし

広島県・東本願寺布教使 野影義彦

ひかりといのち

長いようで短いのが人生の旅ですね。今日こそはと思いつつも、うしろ髪引かれるような毎日。みかけ倒しで内容の伴わぬ生活。一体私はちは何が欲しいというのでしょうか。
一生命を懸けると書いて一生懸命と読みますが、この命をかけるにふさわしいものとは何でしょうか。金のためには命をかけましょう。名誉のためには命をかけましょうと、さんざん苦労の末、功成り名遂げところが、人生の日暮れとはいくら何でも割に合わないとは思いませんか。
さてあなたは旅行に出たり、変わったことでもあると記念写真をとりますね。記念とは心にしるすと書きますが、自分の足跡を確かめたいという思いと、いつまでも命の灯をともし続けたいという気持ちからでしょうか。
この世のことはすべてこの世で終わりますが、この世だけで終わらせたくない願いがあなたのどこかにあるはずです。しかし、それはしょせんむなしい願いです。でも喜んで下さい。有限のかなたに無限の光を感じ、一瞬の夢に覚めて、永遠の命を感じて生きる道がすでにひらかれているのです。
限りあるこの身がほろびることのない浄土の光に包まれる時、この世の日暮れがあの世への夜明けとなって、この世に無限の希望と力を与えるのが浄土真宗の教えです。念仏者には絶望の二字はありません。

お話156

この世のことはすべてこの世で終わりますが、この世だけで終わらせたくない願いがあなたのどこかにあるはずです。しかし、それはしょせんむなしい願いです。でも喜んで下さい。有限のかなたに無限の光を感じ、一瞬の夢に覚めて、永遠の命を感じて生きる道がすでにひらかれているのです。
限りあるこの身がほろびることのない浄土の光に包まれる時、この世の日暮れがあの世への夜明けとなって、この世に無限の希望と力を与えるのが浄土真宗の教えです。念仏者には絶望の二字はありません。

お話155 トップ お話157

powered by HAIK 7.3.0
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional