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こころの法話集218

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お話218

本当の喜び生まれる

小浜市遠敷・西光寺 吉田俊逸

物と心の一体の日に

みなさんの家庭の中心としてご仏壇があると思います。これは何のためでしょうか。自己の幸福を願い、家内安全、商売繁盛を願うためでしょうか。み仏様は常に私たちが幸せであれ、家内安全、商売繁盛を願っていられるのです。それを忘れて自分勝手な願いをしているから、間違いが起こってくるのです。
仏様の世界は一味平等の世界です。すべての人が幸せであることを願っていられるのです。私たちはどうでしょうか。他人はどうでも自分さえよければよい。この考えが我執の世界です。そして物だけの幸せを求めているのです。
昔の家庭生活を一度考えて下さい。主人の働いた給料は必ず一番初めに仏前に供え、家族全員が合掌し念仏したものです。農家の人もその通りです。収穫物の第一物は仏前に供えたのです。その時に今、金であり物であったものが、お父さんの家族を育てる力として子供や孫までに感謝の心が伝わっているのです。

お話218

物のみの家庭は喜びや感謝がありません。物と心とが一体になったところに本当の喜びが生まれ、明るく楽しい家庭が出来るのです。仏様の心は分からなくとも親の心が分かる家庭には、非行問題が生まれてきません。どうぞ努力してください。

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